マルサン商店からウルトラQの怪獣ソフビが発売されて半世紀以上過ぎたいまも、ウルトラ怪獣ソフビは子どもたちの夢を育てています。ここでは現在展開中のバンダイ『ウルトラソフビシリーズ』を紹介しています。最新の技術で作られたリアルな怪獣たち。手にとって体験できる立体怪獣図鑑のようですね。

新しいスタンダードサイズ

 1978年『キングザウルス』シリーズから続いていた全高約16cmから全高約13cmに変更されました。ウルトラ怪獣.comてきに表現すると、ブルマァクのミドルサイズに近い感じです。

ライブサイン

 2013年発売当初は『ウルトラヒーロー500』『ウルトラ怪獣500』のシリーズ名で展開し、足裏にライブサインのシールがありました。ライブサインを対応のDX玩具(別売)を使って読み込むと怪獣の音声などがなリ、劇中の雰囲気を味わえる楽しい仕様になっていました。ライブサインはウルトラマンエックスシリーズまで続きます。

テスト販売

 2013年6月に『ウルトラヒーロー500』『ウルトラ怪獣500』が正式発売される半年ぐらい前から、西日本を中心に一部の店舗でテスト販売としていくつかのヒーローと怪獣が販売されました。ソフビ自体は正式版と同じで、違いは足裏のライブサインがなく白い点が一個プリントされ、タグカードのナンバー表記がありませんでした。店頭で発見した時には、まさか長年続いている前シリーズが終了するとは思えず、この商品は今後どのような展開をするのかわからないまま購入した記憶があります。その謎は数か月後に驚きの発表で解決されました。

キャンペーン

 対象商品を買ってソフビなどがもらえるキャンペーンがいろいろ展開され、なかでも大変話題になったのが、『ブラーザーズマント』がもらえるキャンペーン、約一年後に同じキャンペーンが再開される人気ぶりでした。またウルトラマンゼロの『ウルトラゼロマント』キャンペーンも人気でした。マント付きのウルトラマンは格好いいのでマントのキャンペーンが人気なのは納得です。
・『ブラザーズマント』ゲット!!キャンペーン(2017年4月29日スタート)
・帰ってきた『ブラザーズマント』ゲット!!キャンペーン(2018年3月24日スタート)
・『ウルトラゼロマント』ゲット!!キャンペーン(2020年6月13日スタート)

カラーバリエーション

 バリエーションの見られないこのシリーズにも長い販売期間の中で微妙な色違いが存在します。この微妙な色違いを店頭で見つけるのも、ソフビコレクションの楽しみのひとつですね。キングジョー以外にもあるので、探してみてください。

セット販売

 スタンダードサイズが全高約13cmになることにより、ボックスやブリスターなどいろいろな形態のセット販売が多数展開されています。

ウルトラ怪獣シリーズDX

 ウルトラ怪獣DXとして、スタンダードサイズよりかなり大きいソフビ怪獣が発売されています。DXでは最終回に登場するボスキャラ的な怪獣や、物語のなかで重要な位置を占める怪獣が多く選ばれています。またDXで発売された怪獣がのちにスタンダードサイズで発売されることもあります。その逆に最近DXで発売されたデストルドスは、スタンダードサイズが先に発売されていました。

ウルトラ怪獣アドバンス

 ウルトラマンブレーザーの放送にあわせて『ウルトラ怪獣アドバンス』シリーズが新しくスタートしました。スタンダードサイズとDXサイズの中間的な大きさで、怪獣のもつ特徴や個性を変形&可動ギミックで再現した豪華仕様になっています。BOX入りの販売形態も魅力的です。

中国のウルトラソフビ

 中国では日本と同じタグカード形態のほかに、関係性のあるキャラクター(謎の組み合せもあり)を二体セットにしたBOX形態での販売も展開されています。パッケージデザインも美しく、かなりの頻度でリニューアルされているのでコレクションも楽しめる商品になっています。

中国版キャラクター

 中国で発売されている二体セットには、日本で商品化されていないウルトラマンケンやリドリアスなどがあり、またガゾートのように日本版と違う塗装のキャラクターも存在します。鳥型怪獣好きの座長としては、ぜひ日本でもリドリアスをレギュラー商品に入れて欲しいです。

 ここまで読んでしまうとレトロタイプソフビ専門でコレクションしている人も現行のバンダイ『ウルトラソフビシリーズ』に興味を持っていただけたでしょうか?また『ウルトラソフビシリーズ』から当サイトにお越しいただいた人にはレトロタイプソフビの存在、魅力をもっと知って欲しいので、ほかのページもぜひご覧ください。
 半世紀以上続くウルトラ怪獣ソフビの歴史がますます続くように、どちらも応援よろしくお願いいたします。
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Archive

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